あだち充 クロスゲームのストーリーと登場人物

あだち充 クロスゲームのストーリーと登場人物

主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光(通称コウ)。近所のバッティングセンターを営む月島家とは、家族ぐるみの付き合い。特に次女で同い年の若葉とは親しかったが、逆に三女の青葉とは犬猿の仲だった。

 

初めは野球に興味がなかったコウだが、青葉の投球フォームを見て、人知れずトレーニングしていた。小5の夏、若葉が突然の事故で亡くなる・・・。

 

高校生になり、小学生の頃から親しかった赤石、中西と共に野球部に入部することにしたが、野球部は野球留学生及び選抜テスト合格生による一軍と、それ以外の「プレハブ組」に分かれていた。そして春になり、コウ達は2年生、青葉は1年生となる……。

 

あだち充 クロスゲームの主な登場人物

 

樹多村 光(きたむら こう) 星秀学園高等部1年生。右投げ右打ち。投手。今作の主人公。中等部では野球部に入らず、高等部に進学してから入部、投手。変化球はいまひとつだが、直球はバントも容易にできないほどの威力。報道によればMAXは158km/hでコントロールも良い。チーム一の俊足でもある。青葉とは喧嘩ばかりしているが、実はお互いの事は誰よりも良く知っている
月島 青葉(つきしま あおば) 月島家の三女。星秀学園中等部3年生。右投げ右打ち。投手。今作のヒロイン。幼いときから野球が好きで、東以外の打者の弱点を見抜ける分析力も持つほどだが、女子であるために練習試合でしか投げさせてもらえない。速球は高等部1年時で約130km/h、加えて変化球も操る本格派投手。性格は男っぽく、言動は(特にコウに対しては)きつく、ややツンデレっ気あり。
月島 若葉(つきしま わかば) 月島家の次女。故人。今作のもう一人のヒロイン。コウの幼馴染みで、同じ日に、同じ病院で生まれたためとても仲がよかった。性格は明るく、その容姿から赤石などにも好意を寄せられていた(コウが学年で一番可愛いと思っていたほど)が、彼女はコウに渡した「20歳までの誕生日プレゼント予定表」の最後の欄(20歳のプレゼント)に「婚約指輪」と書き込むほど、コウに気持ちを寄せていた。コウも彼女を好きだったのだが、小5の夏のキャンプ中に川の深みに足を取られた下級生を助けようとして激流に巻き込まれ、病院で息をひき取った。
滝川 あかね(たきがわ あかね) 聖泉女学園2年生(コウと同学年)。月島若葉に瓜二つであり、樹多村スポーツの隣に越して来てコウや青葉たちを驚かせる。近所でもそのことで評判。赤石は「幽霊もちゃんと年をとるのかなァ。」、青葉は「死んだ人間も年をとるのかなァ。」と発言していたほど。小5の時に撮られた写真を見る限り若葉そのものと言って良いほど似ている。親はそば屋で店の名前は「そば滝川」。成績優秀で他校の男子から人気であるも、彼氏なし。
東 雄平(あずま ゆうへい) 星秀学園高等部1年生。左投げ左打ち。一塁手。高等部から野球留学生として入ってきた。コウの能力を高く買っている。高校生としてはトップクラスの実力で、その長打率は8割を超える。守備も上手い。